四,古(ひね)のお話    〜知ってもらいたい素麺のお話〜


 

 




 

 

 

(写真)
(写真)古素麺の商品1例
 

  最後に素麺の蔵囲い品「ひねもの」についてのお話です。

 ひねものは『古物』と書き、管理の難しい素麺において製造より1年が経ったものをこう呼びます。
近年まで『古』の文字が『おふる』を連想させる為、生産地以外では敬遠される節がありましたが
近年では多くの地方で古物をご愛顧頂いているようです。

  素麺は製造過程で水を使い完成した段階でも水分が約20パーセント弱含まれています。
この水分と小麦粉がなじみ、うまみやのどごしが格段に良くなった物が「古物」、そして
さらにもう1年熟成を重ねたものをおおひね(大古)と呼び
その格段ののどごしは万人をうならせるほどです。

これからもおいしく、安心して召し上がって頂ける商品だけを
お届け出来るように従業員一同、こだわって行きたいと思っております。


                             執筆:臼井(電子演算室)




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